皆さんからのご質問に、三択クイズ形式でお答えします。
どれが正解?
一番FAQを読んで欲しいインターネット初心者に限って、FAQという言葉を知らない事が多いのは常識です。
《「萌え」とか「ドキュン」といったネット俗語を場もわきまえずに使うな》と言う人は多いけど、「FAQ」という言葉に初めて遭遇した初心者は、ちょうど「萌え」や「ドキュン」の意味を知らないのと同じで、頭の中は「はてな」で一杯です。「わからないから、いいや」と見逃されるのが落ちに決まってます。
そうとなると、FAQを読めばすぐわかる質問であっても、FAQへのリンクをたどる代わりに作者のメールアドレスのリンクをワンクリックする人が続出するのは目に見えています。現在の「質問箱」というわかりやすい名前であっても、よく読まない人が多いのだから、横文字では、なおさらです。今日インターネットに初めて接続した初心者にさえ、わかりやすくするためにも、意訳で「Q&A」とか「質問箱」と訳すのが日本語としてよりわかりやすい訳だと思います。
したがって、正解は主に1番ですが、2番や3番の理由も間違っていません。「質問箱」という名前を使っている人はなぜか少ないですが、初心者の便宜を図るべく、皆さん是非真似してください。
FAQが必要な初心者ほどFAQという言葉の意味を知らないものです。
どれが正解?
実はこれも正解は全部です。ただし「全部正解」というパターンは、いい加減この項で終わりにしておきますね。
同じ読むなら楽しい方が印象に残るでしょう。
どれが正解?
無理して三択にするまでもないでしょう。3番の押井徳馬です。なお、「Kan-chan」や「すし猫Kan-chan」とは以前に名乗っていた筆名ですが、現在は使用していません。古いページにこの名前が残っていることがありますが、順次新しい名前を使っていきます。サイトのアドレスについては、しばらく変更予定はありません。
もちろん本名ではなく、スペイン語のosito(オシィト、熊さんの意)と「熊」をつなげて日本人名っぽくしたのが、この筆名の由来です。
参考までに「Kan-chan」の由来ですが、麻雀用語もハクション大魔王も関係ありません。昔NHK教育で放送していた「理科教室小学校2年生 はてなはてな」は少し関係あります。小学1・2年生頃、そこからの連想で私に付いた
「ホントに一人で全部作ったの?」とたまに聞かれますが、ホントです。でも半分以上は最初の一、二年に作り貯めた内容。最近は更新ペースもまったりです。
押井徳馬です。
どれが正解?
ここは(園芸関連のサイトではないのに、)なぜ「はなごよみ」という名前を付けたのかという質問を時々いただきます。ずっと謎のままにしていたのですが、やっぱり発表することにしましょう。
正解は2番。四季折々に野山に咲く花のように、よりどりみどりの情報を提供するウェブサイト、という意味で付けています。と言っても「四季の花々」という題名だとそのまんまなので、俳句的に短く想像力を呼び起こす題名ということで、大和言葉で「はなごよみ」の五文字に収めてみました。
まだできてないのですが、「はなごよみ」というタイトルだけに、いずれ、花の写真集も載せてみたいですね。
「四季に咲く花のように、よりどりみどりの情報」の意。
どれが正解?
正解は3番のフランス語で、「四季の花々」という意味です。欧文での題名は字義訳でThe Flower Calendar(英語)としてもよかったけど、少々わかりにくいし味気無い気がしたので、意訳的なこの題名としました。フランス語にしたのは、私の好きな昭和初期の昭和モダン文化的な感じ(宝塚歌劇が一番良い例)を出したかった事も理由の一つではありますが、一番の理由は、フランス語のfleur(花)は英語と違って、flower(草花の花)とblossom(果樹の花)の違いが無いことです。
フランス語で「四季の花々」という意味です。
どれが正解?
ご意見、ご感想、お問い合わせなどのメールは是非ご自由にどうぞ。というわけで正解は1番です。
ただし、必ずすぐに返事が返ってくるわけではないのを御了承ください。最近、サイトの感想を書いて送ってくださるメールが多くなり、感謝していますが、お返事を書く時間をなかなか取れず、少し心苦しい思いです。メールを出しそびれてしまうことが多々あることをお詫びします。でも、全部ちゃんと読んでますので御安心ください。
また、「○○について教えてください」という内容の「教えて君」メールは、私に暇があって気が向いたときにしか返事を出しませんので御了承ください。私はパソコンの無償サポートは行ってません。検索サイトを駆使してご自分で探す方が、よっぽど早く答えを知る事が出来ます。
ご自由に。メールは遅れがちなので気長に……(ごめんなさい)
どれが正解?
正解は1番です。許可願メールも不要です(出すなという意味ではない)。返事が返ってくるのをいちいち待ってたら時間のロスです。早く勝手にリンクしてください。
そもそも、「リンク」とは、どういうことなのでしょうか。ここでクイズを出します。たとえば、このページにあるヤフーへのリンクをクリックすると、ヤフーのホームページが表示されます。それはなぜでしょうか。
正解は3番です。リンクはコピーではありません。その証拠として、私は上のリンクを記述する時、
<a href="http://www.yahoo.co.jp/" target="_top">ヤフーへのリンク</a>
としか書いていません。ここのどこに、「ヤフーのページの無断コピー」があるのでしょうか。単にサイトのアドレスを指定しているだけです。皆さんがこのリンクをクリックすると、お手許のパソコンはこのアドレスを読み込んで、テレビにたとえるならチャンネルを切り替えるように、今度は全く別の場所にあるサイトからデータを読み込んで表示します。リンクという仕組みを初めて御覧になった方は、まるで「はなごよみ」に「ヤフー」のホームページがくっついてしまう魔法のように思ってしまうかもしれませんが、実際にはこんなからくりです。単にジャンプする仕掛け、読み込むページを切り替える仕掛けです。リンクしたからといって、同じホームページに同化してしまうとか、他のホームページのデータがコピーされてしまうとか、そういうことではありません。
「リンク」のことを「引用」とか「転載」だと勘違いし、「無断リンクは著作権侵害の恐れがある」と嘘を書いて脅したり、「リンクは事前許可が要る」などと主張しているサイトを本当に頻繁に目にしますが、全くの勘違いです。無断リンクは文書のコピーではなく、文書の場所を知らせるに過ぎないため、著作権法の禁止する無断コピーとは根本的に異なります。
もしあなたが本屋で本を買って、他の人に「○○という本は面白いから読んでみれば」と言ったり、ある情報が「○○という本の○頁に載っている」と学生新聞や社内報などに書いただけのこと、つまり本を紹介しただけのことで、「自分の書いた本のことを勝手に他人に言いふらしたな。訴えるぞ!」と本の著者からクレームが来たら、どうしますか。全く変な話です。普通は逆に歓迎されるはずです。学生新聞や社内報などとみみっちいことを言わず、もし日本中、世界中の人が読んでくれるような新聞や雑誌に載ったなら、かえって名誉なくらいです。
ウェブサイトを本に例えるなら、インターネットに公開されているウェブサイトとは、本屋で誰もが自由に手に取って買う事の出来る本と同じことです。リンクとは、「本の内容を一部引用する」「本をコピーする」ようなことではなく、「本を他人に紹介する」ことに過ぎません。そんなものに、いちいち許可を取る必要など、もともとないはずです。門外不出の機密文書ならともかく、誰もが自由に見る事のできる文書のことを、無断リンクするな、つまり「存在を勝手に他人に言いふらすな」と言うのは、率直に言うなら、馬鹿であり、言論の自由を侵害する横暴な行為です。そんなに他人に言いふらされたくない文書なら、なぜ誰もが見られる場所にわざわざ積極的に公開する。
そもそも、そういうサイト管理者は本当に「無断リンク禁止」と主張したいのかと問いたいものです。「リンクを張りたい奴は俺様にひざまづけ」と自分が威張りたいからじゃありませんか。ないしは、ただ他のサイトの真似をして格好付けているだけと違いますか。「どこからリンクを張られているのか自分で100%把握しないと気が済まない」という人もいますが、神経質過ぎやしませんか。そうやって自分のサイトへのアクセスを制限しているうちは、「自分のホームページへのアクセスを増やしてもっと有名になりたい」なんて考えない方が良いでしょう。あるいは、違法行為など何かやましい事をやってるからリンク禁止なのでしょうか。そのサイトが誰もが見られる場所に公開されている以上は、全ては日の下に晒されていることをお忘れなく。
とにかく、リンクそのものは著作権法では禁止されていませんから、御安心ください。もっとも、「フレームなどを使って、リンク先のサイトが自分のサイトの一部と誤解される方法でリンクを張る」ことに限っては著作権法に触れると解釈されることもあります。また、法律とマナーとは違いますから、「フリー素材のファイルを自分のサイトにコピーせずに作者のサイトに“直リン”して使用し、サーバ負荷をかける」「他人のサイトのカウンタの数値を不正に上げるいたずらに悪用する」「掲示板荒らし等を煽る趣旨のコメントと共にURLを晒す」など、明らかに相手のサイトに迷惑をかける方法でリンクを張るのは、たとえ著作権法違反でなくとも、マナーとしては問題あったり、名誉毀損等で別の法律に触れるかもしれません。それさえ気を付ければよい話です。
リンクはご自由にどうぞ。許可願のメールも不要です。
どれが正解?
雑誌・書籍等への掲載に関しては、ご自由に。義務ではありませんが、作者へご一報くださればありがたいです(ささやかなお礼ですが、売上が最低一冊以上増えます)。従って、正解は1番です。
日本の慣習か、「許可願」のメールを律儀にくださる編集者もいらっしゃいますが、良心的に紹介してくださる記事でしたら、喜んでOKを出しております。 しかし、いわゆる「アダルト系」の内容が多くを占める雑誌やその別冊から「許可願」メールをいただいた時は、積極的にOKの返事は出しませんので悪しからず。 理由は、私自身がその種の雑誌を好きでないこと、そして興味本位でページ作者をからかったコメントや女性ページの興味本位な紹介特集など、ウェブサイト作者の意図に反した掲載が特にその種の雑誌に多いためです。
思うことですが、著作権を盾に「雑誌・書籍への無断掲載禁止」を声高に主張する人がいますが、法律的にちょっと無理があるのでは。私はお伺いなしに(悪く言えば無断で)掲載すること、そのものは特に迷惑だとは思いません。名誉毀損や侮辱など特になければ。
日本には報道の自由があります、お伺いを立てずとも、ご自由にどうぞ。良心的な記事は大歓迎です。
どれが正解?
正解は1番です。「フリー素材」コーナーにある素材に限って、ご自由に使用して構いませんし、事前許可は原則として不必要です。
ただし、必ず出所を明記してください。
これは、あなたのページが私の盗作だとか、逆にあなたのページは私のサイトの別館だ、などという誤解も防ぎます(嘘だと思うかもしれませんが、こういう人、ホントにいるんです)。
そのコーナーにない画像に関しては、あらかじめ私までメールでお問い合わせください。
ご自由にどうぞ。ただし出所を明記してください。
どれが正解?
著作権法で認められている範囲内での部分的な引用はご自由にできますが、その際は出典を明記してください(誤解している人が多いですが、無断引用は著作権法違反になりません)。
ページを丸ごと転載することについては、あらかじめ作者にメールでお問い合わせください。従って、正解は2番。
誹謗中傷などに使う悪質な無断コピーは、今のところほとんどないのは幸いです。
多くの方が良識を持ってウェブサイトをご覧くださっていることに感謝いたします。
部分引用は許可不要です。全文転載はまずご一報を。
どれが正解?
たまに、「おたくのサイトに広告バナーを貼ってみませんか?」というお誘いがありますが、すべてお断りしています。理由は、花森安治大先生の作った雑誌「暮しの手帖」が広告を掲載していない理由と同じ。広告を入れると、その広告の品物にケチを付けるなんてことができなくなります。広告主がいいよと言っても、そんなわけにもいかないでしょう。
広告主万歳《マンセー》の提灯記事を書く代わりに、自分が本当に良いと思ったものは徹底的に褒めて、自分が本当に悪いと思うものには遠慮無く愚痴をこぼす。私は「はなごよみ」をそんなサイトにしたいのです。私も自分自身の立場とか付き合いもあるし、現実としてそううまくいかない部分もあり、もどかしい思いをする事もよくあるからこそ、抱き続けている理想です。
そもそも、私がサイトを運営しているのは、飽くまでも趣味であり、金儲けのためではありません。「自分のウェブサイトのアクセス数を増やし、広告を載せて金儲けしよう」というのも、全てが悪いとは言いませんが、あまりにも度を過ぎると金の亡者になる危険があります。自分で一生懸命広告をクリックして不正にクリック数カウントしたり、巧妙に広告リンクをクリックさせるために騙しリンクや沢山の自動ポップアップ広告や自動クリックスクリプトを付けてズルをしたり、ランキングの上位を目指してライバルサイトを蹴落とすために(“アドセンス狩り”等の)姑息な嫌がらせをしたり、広告業者側も急にアクセス単価を落としたり、アクセス数をごまかしたり、マルチ商法的な勧誘をしたりと、全てのサイトや業者がそうではありませんが、良い評判よりも悪い評判を聞く方が多いように感じます。
大体、ウェブサイトのアクセス数に金の臭いを嗅ぎ付けて群がるハイエナ共に魂を売り飛ばす事など、真っ平御免です。
そして、広告バナーがサイトの美観を損ねてしまうという問題もあります。個人サイトでも、一つのページに幾つも広告バナーを貼っているところを時々見かけますが、お世辞にも綺麗なサイトとは思えません。私は花森安治大先生と違って宣伝コピーもデザインも下手糞ですが、少なくとも、自分のサイトを繁華街のネオンサインにはしたくありません。
また、すべての広告がそうであるとは言いませんが、場合によっては、私がどうしても宣伝したくない広告というものがあります。たとえばマルチ商法。たとえばオンラインカジノなどのギャンブル。たとえばアダルトサイト。たとえばスパイウェアをこっそりインストールする不正サイト。こんなバナーが表示されるようでは、「はなごよみ」の名誉を傷つけることだけでは終わりません。我がサイトのバナーを見てクリックしてしまい、マルチ商法の嘘吐き宣伝に洗脳されて貯金がカラッポになってしまった人、オンラインカジノのインチキ賭博で虎の子をすってしまった人、インチキアダルトサイトに引っかかって高額な使用料を請求されてしまった人、スパイウェアをインストールされて大迷惑した人が出てしまったとしたら、私はどう言い訳できましょう。
ウェブ広告は100%悪いと決め付けるわけではありません。しかし一部に悪徳業者がいるし、悪徳商法やアダルトサイト等問題のある広告を配信する業者も少なからずあるため、もし利用するとしたらよく選定する必要があるでしょう。そもそも、本当に儲かるのか、本当に広告を貼るだけの意味があるのかどうか、という問題もあります。
従って、正解は3番です。そもそも、「はなごよみ」はこのような広告収入に頼らずとも、私のほんの少額のポケットマネーで十分運営していけるサイトです。便利な無料ウェブサービスを一部利用する場合等、無料サービスを利用する対価としてどうしても広告が入ってしまう場合は例外ですが、それを除けば基本的には広告を一切載せない方針を今後とも続けていくつもりであります。
申し訳ありませんが、原則として広告掲載は受け付けていません。
どれが正解?
「はなごよみ」に似たデザインのページを私もいくつか知っていますが、ほとんどが「はなごよみ」のデザインの影響か、真似か、偶然の一致かです(よって、正解は3番)。テーブルの背景色を利用するあのメニュースタイルを使い始めたのは、私が最初の方かもしれませんが、あれから約十年も経った今ではかなりありふれていると思います。
他の方のサイトで、「フリーソフト・ライブラリ」のフリー素材集を使っていたり、「はなごよみ」ウェブサイトのメニューのスタイルが気に入ってかつて真似していたところも幾つか知っていますが、当然ながらそれらのサイトは私の管轄外ですし、「責任を取ってくれ」と“思い込みの激しい勘違い君”にクレームを付けられても困ります。たとえそれらのサイトに不満があっても、私はそれらのサイトのログインパスワードを知りませんから苦情に応えることはできませんし、仮に知っていたところで勝手にやったら犯罪者として逮捕されてしまいます。私は、他の「そっくりさんページ」の苦情受付係ではありませんから、お問い合わせは各サイトの作者へお願いします。
私は、あまりにも非常識な内容のウェブサイトでもなければ、デザインの真似や少々の盗用はあまり目くじらを立てない方針できましたし、「フリー素材」も今後ともご自由にお使いくださって構いません。しかし世の中には、「そっくりのデザインだから、同じ素材を使っているんだから、お前に責任がある」などと訳のわからぬことを言う、“思い込みの激しい勘違い君”というのがいますし、実際私もこの種のクレームをしつこく付けられたり、悪質な中傷を含む噂を流されて迷惑したことがかつてありました。まあ気の触れた方は放っておくのが一番なのですが、気の触れてない方にまでその種の誤解を受けてしまうのは私の本意ではありません。それゆえ、利用条件の一つである、「自分の連絡先(メールアドレス等)を記載するか、メール送信フォームを設置するなど、ウェブサイト管理者へ私的に連絡できる手段を用意すること」という項目には特に協力していただければ助かります。
恐らく違うはずです。
どれが正解?
まず始めに断っておきますが、私はここを含め、どの公開掲示板でも、原則として本名を使って投稿することはありません。その掲示板の規則で「本名を公開する」ことが求められている場合のみが、唯一の例外ですが、このケースが当てはまる例は滅多にありません。また、パスワードのかかった非公開の掲示板では本名で投稿することもありますが、公開掲示板で本名を使う事は、まずありません。
次に、公に知られたハンドル(押井徳馬)とか、あるいはよりにもよって、本名を使って下品な投稿をされているという事自体、疑ってかかるべきです。もちろん私は下品な投稿をする気などありませんし、現にやりませんが、もし仮にやるとしたら、公に知られたハンドルや本名を使って、わざわざ自分の評判を落とすような馬鹿な事をするでしょうか。正体を隠して別の名前やハンドルを名乗るのが普通です。
従って、正解は3番です。この種の投稿は、どれも他人による悪質ないたずらであり、本名が使われているのは、正体を隠すこと・他人に濡れ衣を着せること・嫌がらせの三つの目的で、勝手に人の名前を騙っているだけです。私が本名で投稿するのは、ごく一部の例外を除き、原則としてありません。私は普段から下品な投稿などしませんが、例外的に本名を使う場合なら尚のこと自分の投稿内容に細心の注意を払い、よりにもよって下品な投稿をするなど絶対考えられないことです。
他人による悪質ないたずらです。
どれが正解?
「はなごよみ」は歴史も扱うサイトです。確かに、「はなごよみ」が時々、「編集後記」や「資料室」で社会問題や戦前の歴史を扱っているのは事実です。 しかし、これらはあくまでも歴史上の事実を提示したり、一般論や私の個人的な考えとして書いているに過ぎません。 「はなごよみ」は、特定の思想・政党・宗教を支持するサイトではありません。(正解は3番)
したがって、思想系・政治系・宗教系ページや市民運動系ページ等のリンク依頼は原則として応じられませんし、掲示板での宣伝もご遠慮いただければと思います。
これは私が政治や宗教の問題に全く無関心という意味ではなく、私自身の思想や宗教観はありますし、政治や宗教に関して考えることが悪いという意味でもありません。しかし、本サイト、特に掲示板では(一般論を除き)特定の政治的思想や宗教についての話題は原則として扱わないことを方針としていますので、ご了承下さい。
私個人の思想的立場を最後に付け加えておきます。
共産党員だったいわさきちひろの水彩画(反戦的作品でも有名)や小林多喜二の文学作品は好きだし、また庶民の視点から物事を見る態度や動機に関しては褒めるべきだと思うものの、テロリストを賛美したり、資本家と労働者に代わる新しい階級差別(党員と一般市民)を作り出したファシズム国家北朝鮮を長年擁護してきたりなど、実際の行動や結果で台無しになってしまっているというのが私の考えであるため、左翼は支持しません。
近代日本の戦時下の歴史には興味があるけれど、天皇崇拝も民族主義も支持しないので右翼は支持しません。とは言え、世で言う“右翼”とは必ずしも真の意味での保守派という訳ではなく、阿漕な商売の道具やヤクザの隠れ蓑に利用しているだけで、祖国や天皇陛下よりも金や暴力を愛していて“金を積めば街宣車を引っ込める”ような(そして大抵はヤクザや不良在日外国人ばかりで構成されている)、本来の意味とは似て非なる団体が多いものと私は思います。
昔の日本人を不幸な生活を強いられてきた悲劇のヒロイン的に描いたり、抗日独立運動家ばかりを賞賛して政府への反抗を煽るような教科書には反対、という部分では同意するものの、「日本人が誇りを持てる歴史を」という動機は少々不純であり、日本の良い歴史も悪い歴史も等しく学ばねばならないというのが私の考えであり、故に「新しい歴史教科書」で有名になった自由主義史観も支持していません。(これに関連して。左翼は「日本は南京大虐殺や従軍慰安婦や朝鮮人強制連行等の悪事を行った」と言い、保守派は「そんなことはなかった」と、双方とも結果ばかり強調しますが、私はむしろ、そのような悲劇が起きた原因を学ぶことこそ重要であり、また今の歴史教育に欠けていることだと思います。出来事や年を《点》として覚えるだけの歴史は無味乾燥なものに過ぎません。「新しい歴史教科書」は私は完全に同意しないものの、ある出来事や事件という《点》を、その起こった「原因」や「背景」を詳細に記すことで《線》としてつないでいて、歴史の流れを比較的わかりやすく解説している部分については評価します。)
政治に関して言うなら韓国の「坊主憎けりゃ袈裟まで怖い」的でヒステリックな反日運動には反対ですが、文化に関して言うなら私は非常に韓国びいきです。言葉を換えるなら裴勇俊を「ペ」ではなく「ヨン様」と呼ぶ人です。「韓流ブームで親韓反日思想が広まると困る」などと主張する輩にはくみしません、そういうのは「日本ブームで親日反韓思想が広まると困る」とヒステリックに叫ぶ韓国人と同じ穴のムジナです。
また、特定政党の運動や市民運動等にも一切参加していません。
男らしさや女らしさを極端に否定したり、実質的に女尊男卑になっていることの多いフェミニズムや、いわゆる“ジェンダー・フリー”の思想は、私個人としては基本的に反対です。フェミニストよ、男女差別反対を唱える前に、自分たちの専業主婦差別を反省し専業主婦に謝罪しなさい。専業主婦の地道で尊い労働を馬鹿にする態度を私は許しません。とは言え、私はもちろん男女差別をよしとしている訳ではありませんし、「男は仕事、女は家庭」が絶対だとか言うつもりも毛頭ありません。その言葉は飽くまでも原則論です。たとえば働きに出る女性を後ろ指さすような古い風潮は私は嫌いだし、炊事洗濯掃除に裁縫に子守などは大抵女が中心にやることが多いですが、男がやって悪いという決まりはありません、むしろ男も学んで実践すべきですし、“女のやるような仕事をするのは男の沽券(こけん)にかかわる”という考えに固執することこそ男らしくない態度だというのが私の考えです。そんなわけで、悪いけど気が向いた時には“女のやるような仕事”と“女の好んで読むような本”と“女の好きそうな趣味”を横取りさせてもらう?ことがあるので御覚悟を。
宗教に関して言うなら、私は文語訳聖書をこよなく愛しており、本サイトでも、歴史的かなづかひによる名文とか、欧米文化に影響を受けた思想等について解説する際に引用することが多いため、誤解を防ぐ為書いておきます。本サイトが聖書を引用するのは、昔も今も学術的目的に限っており、特定の宗教組織を礼賛しているという意味でも、キリスト教団体の抱える諸問題や一部に見られる腐敗に目をつぶっているという意味でもありません。
宗教には二面性があります。一方で人に博愛と徳を教え、悩める者に道標を、嘆く者に希望を与え、時に人の命を救うこともあります。しかし他方で、人の心をもてあそんで取り返しの付かない深い傷を付けたり、「自発的」と口では言いながら組織に盲目的に従っている従順な奴隷に巧妙に仕立て上げる事も出来る、危険な代物となり得ます。
私は自分個人の発言には責任を持てても、個々の宗教組織の行っている事柄の全責任を負う事はごめんです。そのため、本サイトでは、特定の宗教組織を宣伝する事は昔も今も一切ありません。ましてや、暗黙のうちに宣伝や勧誘を行う嘘吐きダミーサイトなど、もってのほかです。そもそも、聖書を読む事と、特定の宗教組織に所属する事とは、全く別問題です。
私が観察しているところによると、宗教に関する話題専門のサイトの管理者の心労は大抵尋常ではありません。宗教関連サイトはしばしば「電波ホイホイ」になりやすい傾向があります。気の触れた方がやってきて散々嫌がらせされることが多いようですが、私にはそんな、今の十倍以上自分の敵を増やすような行動をあえて起こす気力までは残ってません。
いいえ。
どれが正解?
「はなごよみ」に載せられるリンクは、原則として、「はなごよみ」にある記事に強く関連するページのみとしています。リンクするかどうかは作者の一存にかかっているため、場合によってはご要望にお応えできないこともありますのであらかじめご了承ください(正解は2番)。
まず、詐欺的商法や違法行為を煽る内容等、公序良俗に反するサイトは当然ながらリンクしません。次に、思想/政治/宗教に関する内容を中心としたサイトは、原則としてリンクしない方針です。
ポルノやエッチな内容やヌードイラストを主体としたサイト、それらが全体のかなりの部分を占めているリンク集サイトについても、原則としてお断りしています。「じゃキューピーたんの絵も裸だから駄目なのか?」「私は芸術的な意図でヌードイラストを描いたつもりだが、それでも駄目なのか?」という質問もあるかもしれませんが、ガイドラインとして大雑把な目安を挙げておきます。社会通念として、小学生に見せて教育上よろしくない程度のものは、まずダメです。少女雑誌の「なかよし」や「りぼん」に載せられない程度のものや、高校の美術教科書に載せられない程度のものは、まずダメでしょう。
なお、自動登録式のリンク集についても、上記の基準を適用します。問題のあるサイトの登録は抹消することがありますし、当初は問題なくとも、後にサイト内容が変更され、上記基準を満たさなくなった場合もそうすることがあります。
注意!!「はなごよみ」のリンク集にリンクがあっても、作者が必ずしもこれらのページと友好・協力・支援関係にあるという意味ではありません。また、作者が必ずしもページ内容すべてに同意しているという意味ではありません。
最終的には、リンクを掲載するか否かは作者自身の気まぐれに依存しています。また、すぐリンク掲載されるかどうかは全然保証できません。その日のうちに掲載されることもあれば、半月から一ヶ月くらい放置されていることもあったりします。
「はなごよみ」にある記事に強く関連するサイトなら、ご要望にお応えすることもあります。
どれが正解?
正解は2番です。そのご要望に正当な理由があると判断した場合は善処します。ただし、受け取ったメールの内容など、削除依頼のいきさつは原則として公開いたしますし、法人・団体等からのクレームの場合は、その組織の実名も公開します。なお、クレームのためのメールは私信ではなく、公共性のあるものとみなします。
なお、単に自分の意見と合わないというようなワガママだったり、削除すべき正当な理由がないと判断した場合、公共の福祉の方が優先されると判断した場合、ご要望には原則としてお応えできません。まあ、たとえこのサイトを含めすべての人の口を閉ざす事ができたとしても、今度は地面の穴が叫び出すことでしょう。
状況によりけり。削除依頼のいきさつは原則として公開します。
どれが正解?
正解は2番です。これも前項と同じです。単なるワガママは黙殺します。ただし、そのご要望に正当な理由があると判断した場合は別です。
なお、私は検索サイトの管理者ではありませんから、お間違えないよう。仮に削除するとしても、検索サイトから削除するか否か、そしていつ削除するかは、最終的には私ではなく検索サイト側が判断します。これは私があがいてどうこうできる問題ではありませんので、ご堪忍ください。もしそんなに緊急な削除、確実な削除が必要なら、検索サイト管理者に直接タレ込んでください。
閑話休題。それはそうと、この機会に、ご自分の会社のウェブサイトを作成してみてはいかがでしょう。私は検索サイトのトップを取ろうなんて努力を全然していません。ここで会社の公式サイトを作れば、検索サイトの仕組みからして、まっとうな方法でトップを取るのはたやすくなります。たかがそれくらいの努力もせずに、検索サイトでたまたま一番上に来たサイトを恨むのは、筋違いというものです。
確かに、自分の会社に関する、過去に新聞に載った事件に関する記事が検索トップに来てしまうのは会社にとってイメージダウンかもしれません。もちろん事実と反する中傷なら話は別ですが、そのような記事を扱ったサイトに圧力をかけて掲載を取り下げて自由な言論を妨害する、そんな消極的態度が会社の成長にプラスになりますか。
状況によりけり。大抵は、あなたの会社について積極的な内容を扱ったページが他にないのが原因です。単なるワガママは黙殺します。
どれが正解?
かつてオウム真理教が「アレフ」と改称した際、あまりにもありふれた名前だったため、たまたま同名だった会社や団体や商品がたくさんあり、迷惑に思ったり不快に感じたという人がたくさん出ました。最近も少女誘拐殺人事件の容疑者である小林薫が逮捕されましたが、あまりにもありふれた名前なので、同姓同名になってしまって嫌な感じを抱いている人は日本中にたくさんいるでしょう。
このように、ある事件の容疑者や、テロ組織や悪徳商法など評判の悪い団体と、たまたま同じ名前になってしまうということは、決して珍しい現象ではありません。「はなごよみ」の記事や、掲示板には、新聞やインターネットニュース等から事件報道を引用することが時々ありますが、たまに、「うちと同じ名前の会社だから迷惑なので」「私と同姓同名だから迷惑なので」消して欲しいとのクレームが来る事があります。あらかじめお断りしておきますが、この種の要請には原則としてお応えできません。従って正解は3番です。とは言え、誤解を防ぐ為に「同名の人物や団体があるがそれらとは無関係である」旨、注釈を添えることは可能ですし、単に削除するよりも優れた方法と思われますから、この方法を推奨します。
ただし、その容疑者等の名前が他者を騙る意図の明らかな偽名である場合は例外で、別途考慮します。
原則としてお応えできませんが、状況により誤解を防ぐ為の注釈を添える等の対応なら可能です。
どれが正解?
いわゆる「有害サイト フィルタリングソフト」には、大きく分けて三つの方式があります。(1)閲覧したいサイトに、暴力や性などに関する情報を扱ったサイトだという自主規制情報が埋め込まれている場合に制限を掛けるもの。(2)閲覧したいサイトが「有害サイト」ブラックリストに登録されているかどうかで制限をかけるもの。(3)閲覧したいサイトに特定のキーワードが含まれているかどうかで制限をかけるもの。
ここで問題になるのが(3)の方式です。たとえば、ソフトによっては「18禁」という言葉をNGワードに設定していることがあります。そうすると困った事が起こります。「ここはエッチな大人のための18禁サイトです」と書かれたサイトは当然閲覧できませんが、「このサイトでは、18禁サイトからのリンク依頼はお断りしています。」と書かれた健全サイトも「18禁」という言葉が含まれてしまうため、閲覧出来なくなってしまうのです。
フィルタリングソフトが(3)の方式を取っている限り、「はなごよみ」の幾つかのページが間違って引っかかってしまうことは十分考えられます。これはそのフィルタリングソフトの問題ですので勘弁してください。よって正解は3番です。ソフトによっては、ホワイトリスト(閲覧を許可するサイトのリスト)の登録ができる場合があるので、それによって制限を回避出来る場合があります。
キーワード制限式のフィルタリングソフトの限界です。
どれが正解?
これに関しては、話すと長くなります。「現実と虚構」という記事を御覧ください。
何はともあれ、正解は1番です。アニメと一口で言ってもピンからキリまでありますが、私のサイトのアニメ関連セクションは、健全な作品を健全に楽しむ健全志向サイトを目指しています。御子様から年配の方まで安心して御覧ください。「はなごよみ」は、健全なアニメや健全系ファン活動を応援しています。
次に「週末アキバ系」セクションや、日記のアキバ系関連記事について。私は秋葉原電気街をこよなく愛するパソコンマニアおよびアニメマニアの一人という意味で「アキバ系」を自称し、「アキバ系」に関する記事をいろいろ書いていますが、これは昨今の「アキバ系」ムーブメントの全てを100%盲目的に肯定しているという意味ではありません。「海をこよなく愛する男」であっても海の一部である「鮫」や「嵐」は嫌いで恐れたり、シケの海に出るのは避けたりするのと同じで、すべてを100%受け入れる必要はありません。具体的に何を指しているのかは皆さんによく洞察していただくとして、まあ、一部に嫌いな部分はあるけど、好きな部分はとことん好き、それで良いではありませんか。
この「アキバ系」に関する記事に関しても、健全に上品に扱うという方針で執筆してはいますが、アキバ系文化の一部や秋葉原の一部店舗に見られる、不健全に過ぎる傾向について警告し注意を呼びかける内容の記事(一例として、ただ制服が可愛いだけの、「喫茶店」の名にふさわしい健全なメイド喫茶がある一方で、「喫茶店」とは名ばかりで、店員が客にベタベタデレデレするキャバレーまがいのサービスや露出度の高い扮装を売り物にした違法メイド喫茶も有るので、両者を識別し気を付けるよう呼びかける記事)も時々取り扱っています。もちろん、このような記事の目的は、そのような不健全な傾向を推奨するどころかむしろ逆なのですが、こういう記事は、中高生くらいならまだしも、幼稚園とか小学低学年くらいのちっちゃいお子様にはあまり向かないと思うかも知れません。大まかな目安として、「新聞記事を読んで、ある程度理解できる年齢」を推奨します。
健全志向サイトを目指しています。
どれが正解?
GPL(General Public License)とは、Linuxなどオープンソースソフトによく用いられるソフトウェアライセンスの形態です。事務用品店に行くと「賃貸借契約書」や「借用書」などの用紙が売られていて、たとえば大家さんから家を借りたり、借金したりするなど、他人との契約の際に、そのプロの作った文面を使えるのは、皆さんきっとご存知でしょう。同様に、ソフトウェア契約の世界にも、このような“用紙”に似たものがあります。それが「GPL」とか「BSDライセンス」などに代表される各種ソフトウェアライセンスです。
GPLとは、フリーソフト作者の一部にはよく用いられているライセンスですが、一部の企業ユーザにはあまり受けがよくありません。それはなぜかというと、簡単に言うなら「GPLにのっとって配布されたフリーソフトは、再配布も改造も商利用も自由、しかし著作権表記やライセンス形態(GPL)を変えて再配布してはいけないし、ソースコード公開の義務が発生する」という規約があるからです。
つまり、従来ソース非公開だった商用ソフトの一部機能として、GPLで配布されたフリーソフトを組み込んでしまうと、そのソフトはGPLで配布する義務が発生してしまい、それゆえ、そのソフトのソースコードをすべて公開する義務が発生してしまうのです(これを「GPL汚染」と揶揄する人もいます)。ソースコードを重要機密で企業資産と考えているソフト会社にとっては、これは大きな損害に思えるかもしれません。
これはひどい、と思うでしょうか。しかし、よく考えてください。開発しているソフトで使用しているライブラリの再配布ライセンスを所有しているかどうかを確認するのは、ソフト開発会社としては必ずしなくてはならない最低限の常識です。たとえばソフトに表計算機能を付けるために、GrapeCity社の販売するSpreadコントロールを使いたいなら、「そのソフトを購入してライセンスを取得すること」「どこまで再配布が許されているか確認し、その条件に従うこと」が必要です。ライセンスを持ってもいないのに再配布はできないし、ましてや、そのライブラリの著作権表示を勝手に削除して「この表計算機能は当社の独自開発機能です」と宣伝するなど、言語道断です。
フリーソフトについても同様です。フリーソフトは「無料だからどう使おうと自分の勝手だ」というのは思い違いです。商用ソフトに組み込むことが許可されているかどうか、フリーソフトのクレジット表記の必要があるかどうか、GPLのようにソース公開が義務づけられているか等、最低限確認しなければなりません。商用ライブラリのライセンス条項を破ったら損害賠償を請求される事があるのと同様、フリーソフトのライセンス条項確認を怠るなら、例の「GPL汚染」問題など引き起こすことがあるかもしれません。
さて、そろそろ本題に入りましょう。私としては、企業がフリーソフトを利用して金儲けするのは、別に構わないと思います。セットアップやカスタマイズやサポート業務を行ったり、書籍や雑誌にフリーソフトの入ったCD-ROMを添付したり、技術的にも枯れた良質なライブラリを市販ソフトに組み込んだり、良い事ではありませんか。しかし、私が問題にしたいのはゲンナマではありませんし、企業の金儲けをねたんでいるわけでもありません。フリーソフトをチョコッとだけ改変したソフトを、ウリジナル、もとい「オリジナル」と偽って販売したり、そのソフトを横取りして独占しようとする悪辣な試みには、何としてでも抵抗しなければなりません。
ソフトではありませんが、かつて、インターネットで生まれた「ギコ猫」というキャラクターがある玩具メーカーに勝手に商標登録されそうになったり、同じく「モナー」というキャラクターが一部改変された「のまネコ」が、“オリジナルキャラクター”として販売されたりと、「無料なら何をやっても構わない、早くツバ付けて独占的に使いたい」という下心を持った会社が出てきているのが気がかりです。フリーソフトをGPLという手段で自衛するのは、ギコ猫やモナーの二の舞になる事を防ぐことと言えるでしょう。
フリーソフトはみんなのための物。特定企業の独占を防ぐ自衛策です。
どれが正解?
友達を誘ってロックバンドを組んでアマチュア演奏会を開く人や、同好の士を募って俳句や短歌の同人誌を作る人に「儲かるからやってるんでしょう」などと聞く人がいるでしょうか。もし聞いたらきっと怒られるに違いありません。彼らは金が目当てというよりも、芸術的な動機や利他的な動機、つまりみんなに俺たちの音楽を聴かせたい、みんなと俳句や短歌を通して交流したいという気持ちから行っているからです。
また、見返りを期待せず他の人に物をあげるなんて、変なことなのでしょうか。自分の菜園で作った野菜とか腕をふるって作ったお菓子を、タダで自分におすそわけしてくれたお隣さんに、あなたは「ありがとう。でもあんたってホント暇ねえ」とか「勿体ない。うちにタダでくれずに、ちゃんと売れば儲かるのに」などと言いますか。皆さんは良識をわきまえているから大丈夫だと思いますが、この例は決して真似しないでくださいね。私だったら、そんな事を言われたらヘコミますよ。
ところで、ある人がホームページを開いたり、自分の作ったソフトを無償で公開したりすると、「儲かるんでしょう」などと聞いたり「儲からないのにやるなんて暇人ねえ」などと言う人がいますが、それは見当違いです。ホームページやフリーソフトを無償で公開する人の動機の多くも、やはり芸術的な動機や利他的な動機からなのです。つまりみんなに私の作品を見て欲しい、便利なプログラムができたから、自分で独り占めしないでみんなにも使って欲しいという気持ちからなのです。
クレジットカード会社の宣伝文句ではないけど、こういう楽しみや達成感はpricelessであり、「お金で買えない価値がある」もの。ゼニの事を考えるのは値札の付いているものだけで十分です。私たちウェブサイトやフリーソフトの作者は、そんなに金の亡者じゃありません。(従って、正解は3番です)
芸術活動のひとつとして無報酬で行っています。
どれが正解?
作者自身は私的なメモは歴史的仮名遣で書くことが結構あって、気に入っています。正字正かな(旧字旧かな)に触れたのは、4、5歳頃、正字正かな文語体の聖書を読み親しんでいたのがそもそもの始まりですが、それ以来、正字正かなは私のあこがれとなりつづけてきました。
漢字文化を愛する私としては、昔ながらの伝統的な正字正かなにとても興味があり、またレトロな魅力ももちろんあります。私にとっては決して太古の昔に絶滅した日本語表記ではなく、千年以上事実上の標準として用いられており、高々おじいちゃん・おばあちゃん世代まで国家標準だった表記であって、それを「古臭い」などと馬鹿にするのは、おじいちゃん・おばあちゃんを馬鹿にしているみたいで気分がよくありません。祖父母の世代のことをもっと知りたいからこそ、私は正字正かなを覚えたのです。
残念ながらパソコンで簡単に正字正かなの文章を書く方法が今までずっと見付からなかったのですが、後に、正字体変換ソフトの「丸谷君」や正字正かな辞書が手に入り、ようやく夢の環境が整いました。
そこで、「はなごよみ」でもその面白さを伝えようと、試験的に一部のページを正字正かなにしています。
しかし、戦前の日本では尋常小学校国語教科書はみんな歴史的かなづかひで、後の方の巻では文語体の章と口語体の章が同数くらいありましたが、戦後は歴史的かなづかひも文語体も「古典」扱いになってしまい、戦後教育の世代では特別読み慣れてる人でないと読みにくいでしょうから、今のところ、ごく一部のページにしか使っていません。歴史的かなづかひを「はなごよみ」のカラーにしようと思ってたけれど、残念無念。こればっかりは折れるしかありません。
皮肉なことに、英語サイトとか、メニューの[About][Column][Links][BBS]のようなタイトルを「英語だと読みにくいからちゃんと日本語で書け」と文句を言うような人はあまりおらず、自分の語学力のなさを嘆くだけなのに、高々五十年前の母国語でサイトを作ると途端に「こんなの読めるか、ちゃんと日本語で書け」と文句を言ってくる人が沢山出てくるわけで、不思議なものです。
しかし、正字正かなにあまり慣れていない方のために、昔の文書よりは、まだ読みやすく書くようにしています。 正かな遣いの法則は国語の古典の時間でやったのと全く同じですが、古語や文語体ではなく現代語で書いていますから、教科書なんかよりだいぶ読みやすいはずです。 あとは漢字の正字と略字体の対応をある程度覚えれば、少しずつ読めるようになってきます。 皆さんも是非挑戦してみてください。
しかし、どうしてもお手上げなものがあって、調べてもわからなければ、掲示板やメールでお気軽にどうぞ。 喜んでお答えしたいと思います。
正字正かな/現代表記 対応表(抄)
さう そう
歩かう、書かう、など 歩こう、書こう
~のやうに ~のように
言ふ、云ふ 言う
~でせう ~でしょう
用ゐる 用いる
ゐる(居る) いる
ゆゑ(故) ゆえ
實 実
驛 駅
禮 礼
學 学
譽 誉
榮 栄
螢 蛍
樂 楽
會 会
櫻 桜
當 当
黨 党
萬 万
廣 広
畫(繪畫など) 画
劃(區劃など) 画
最後に一言。「学校でさんざん苦労した」ゆえに、歴史的かなづかひや文語文が嫌いになってしまった人も多いと思いますが、これは単刀直入に言うと、学校の国語カリキュラムに根本的な原因があるのではと思います。(「新しい歴史教科書」よりも、学びやすい「新しい国語教科書」の方がよっぽど必要だと思うのは私だけでしょうか。読み書きは教育の根幹です。)
学校は歴史的仮名遣を「生きた現代語」としては教えず、平安時代から江戸時代の「古くて死んだ言葉」として教えます。夏目漱石や太宰治など現代口語文の歴史的仮名遣から入ればわかりやすいところを、わざわざ難しい昔の文語文から教えるのです。そして、歴史的仮名遣を「読む」事は教えても「書く」事は教えません。
仮名遣の問題からは離れますが、文語文についても、予備知識があまり学べないままいきなり平安文学にぶつかるのでは挫折して当然です。幼年期に明治・大正時代の文語文に慣れていたはずの私でさえ、仮名遣はわかってもわからない単語が多く、やはり読みづらいものでした。普段から、現代でも身近な俳句・短歌・格言・唱歌に文語体で慣れ親しんでおき、次に(平安時代の古文よりは親しみやすい)明治~昭和の文語詩や名文を鑑賞し、文語文というものに十分慣れた上で、平安時代のような古典に入るべきなのです。現状でもある程度の段階を踏んで教えているつもりでしょうが、まだまだ不十分です。この十分なステップがないまま、いきなり平安文学とは、ハシゴを使わず屋根まで上れと言っているようなものです。
でも、平安文学みたいな古典でなく、明治以降のものを、読むだけ、に限定すれば、まだ簡単です。明治の昔は小学生でさえ当時のかなづかひや文語文に慣れていました。ましてや学校で難しい平安文学を勉強してきた皆さんであれば。
ですから正解は1番です。なお、2番は失礼な言葉ですから、よいこの皆さんは真似しないように。私の幼い頃でこそ、正字正かなの愛用者であり続けている戦前教育の世代もまだ十分残っており、その片鱗を日常生活でもたまに見かけたものでしたが、もう戦後半世紀も経過してしまい、今は学歴があろうが無かろうが、正かなはともかく正字には慣れてなくて当然です。それを馬鹿にするのは失礼なことです。私は絶対こんなことは言いません。「教養が無い」という言葉は、自称“人権感覚に鋭い”人々の間でもよく使われていますが、学歴差別のにおいを少し感じます。
全体の割合からすると全く少ない方です。でも、歴史的かなづかひにも是非挑戦を。
どれが正解?
もちろん構いませんし、歓迎いたします。正解は1番です。
かつて、よその掲示板では、いつもは「個性重視」とか「個人の自由」ばかり主張しているくせに、いざ正字正かなで掲示板に書く人が出現すると、3.みたいに言われて叩かれるところもありましたが、うちはそんな不自由なところではありません。私はいつもとは限りませんが、時々正字正かなを使っています。
まあ、多様性があっていいじゃあ、ありませんか。高々おじいちゃん、おばあちゃん世代に現役だった表記じゃないですか。私にはおじいちゃんの事が思い出されて懐かしいし、略字略かな全盛のこの世の中で一徹に正字正かなを貫いている姿にはシャッポを脱がざるを得ません。初めての方には物珍しくて当然かもしれませんが、まあこんなモンだと割り切ってください。じき慣れます。
もちろん、歓迎します。私はたかが正字正かなごときで目くじらたてる心の狭い人間じゃあ、ありません。