變體假名入力支援辭書

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　2017年、ISO/IEC 10646:2017およびUnicode 10.0.0で變體假名の文字コードが決りました。

　殘念ながら、現状では文字コード表から一つづつ選ばないと入力出來ないやうで、變體假名を多用する文章では少々面倒があります。そこで、より樂に入力する爲に、日本語入力ソフトの變換辭書を作成してみました。

辭書ファイル

ATOK用：user_word.txt　※スマートフォン、タブレット端末で、タップしても保存できず畫面に何か表示される場合は、長押ししてから「リンクを保存」で保存してください

Microsoft IME/Google日本語入力用：hentaigana_msime.txt　※スマートフォン、タブレット端末で、タップしても保存できず畫面に何か表示される場合は、長押ししてから「リンクを保存」で保存してください

　お使ひのかな漢字變換ソフトで、ダウンロードしたテキストファイルを一括登錄してお使ひ下さい。

入力方法

「へか」＋かなの名前の三文字を入力して變換すると、候補が表示されますので選擇して下さい。「へか」は「へんたい　かな」の頭文字、と憶えて下さい（別の頭文字にしたい場合は、辭書ファイルを改造しませう）。たとへば、「な」の字の變體假名は「へかな」、「べ」の字の變體假名は「へかべ」といつた具合です。

制限事項

　變體假名の表示に對應したOS・フォント・アプリが必要です。OSは現在サポートされてゐるものであれば大抵大丈夫ですが、フォントは大抵の場合、別途インストールが必要です。たとへばIPAmj明朝をおすすめします。

　アプリについては、古めのソフト、特にUnicode未對應のソフトや、いはゆる「サロゲートペア文字」に未對應のソフトでは使用出來ません。Unicodeの濁點の處理がまづいソフトの場合、濁點が親文字と分かれてしまふ事もあります。アプリによつては、縱書きで使用する場合、變體假名が日本語であると認識されず橫に倒れたままの事もあります。

　かな漢字變換ソフトによつては、候補に實際の文字が表示されず、「點」やいはゆる「豆腐」になつたり、縱書き入力時のウィンドウが邪魔になつたりする事があります。これはソフトの仕樣なので、こちらでは何うにも出來ません。御諒承下さい。

ATOKでの入力サンプル

Microsoft IMEでの入力サンプル

Google日本語入力での入力サンプル

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